ミシガン日記（２００２年３月）
２００２年３月３１日（日）晴れーデポジットを行う
実際にデポジットを行うことにし、スーパーマーケットのボトル･リターンへいく。下の子供の遊び道具にしてあったペットボトルの製品名等を示すラベルが取れたものが２つあったが、気にせずにいた。返却するのは、ラベルでなくペットボトルだからだ。ということで、ラベルの取れたものもかまわず機械へ入れるが、拒否される。どうも機械がラベルのバーコードを読み取っているようだ。まったく精密そうではない機械だが、たいしたものだ。ということで、２０セントを失った。そのペットボトルは引き続き下の子供の遊び道具になっている。
２００２年３月３０日（土）晴れーデポジットを見る
こちらでは、コーラなどの清涼飲料水のペットボトルが１０セントのデポジットとなっている。購入するときに価格に上乗せされ、ペットボトルを返却すると返ってくる。ただし、その他のペットボトルや他のプラスチックはデポジット制でなく不十分さが否めない。表示を見るとメーン州が一番デポジットが充実しているようだ。
２００２年３月２９日（金）曇り時々小雨ー車がボロイ
車の保険会社に車を見せに行く。日本では、保険に入るとき、車の確認はしないが、こちらでは、車の確認がいる（マニュアルではこうなっているそうだが、必ずしも確認されないらしい。妻の妹は車の確認をされなかったそうだ）。あまりにボロイと保険に入れないそうだ。そういえば、道行く車がかなりボロイ。車検制度がないので、日本では絶対に道路を走れそうもない車がいっぱい走っている。そういえば、こちらの自動車運転免許のための教本に、交差点は滑りやすいと書いてあった。赤信号で停車している車から油が落ちるかららしい・・・。危ない。
学部長秘書のところへ顔を出すと、電子メールアドレスの件で、テクノロジーへ行ってほしいといわれる。自宅の電話番号を知らせてほしいとのことだった。だったら昨日一緒に聞いてほしい。
２００２年３月２８日（木）晴れ−きっちり日割り
３月分の家賃を払う。日割り計算されていた。
学部長秘書のところへ顔を出すと、電子メールアドレスの件で、テクノロジーへ行ってほしいといわれる。住所を知らせてほしいとのことだった。
２００２年３月２７日（水）晴れ夕方小雨−駐車規制が厳しい
スーパーマーケットへ買い物に行った。日本と同様に、建物のそばに、身障者用の駐車スペースがある。日本でも健常者がよく駐車しているが、こちらでは、Parking
Policeというのがいて、スーパーマーケットの駐車場のようないわゆる公道でない私有スペースでも容赦なく取り締まる。目の前で女性が一人、身障者用駐車スペースに駐車したことで取締りを受けていた。アメリカは、ルール違反者を取り締まるためのコストはまったく惜しまない。
副学部長に会い、非常勤講師室の鍵を渡される。共用の部屋だが、主による教えに来る弁護士の非常勤講師が使うので、昼間はほとんど空いているとのこと。しかし、本を保管するための鍵のかかるスペースがないので、やはり図書館のFaculty
Study Roomを通常の勉強場所にする。
２００２年３月２６日（火）曇りー警官と遭遇・危機一髪＋医者が不便
朝、子供をナーサリーのフリー･デー（試しに預けてみる日）に連れて行くが、予防接種をしていないのでだめだといわれた。それなら、フリー･デーの予約のときにいってほしい。仕方なく、連れ帰る。
IDカードを作った後、ロー・ビルディングに挨拶に行く。学部長、副学部長とも不在。しかし、私のことはすべて秘書に依頼してあり、図書館の研究者用の部屋の鍵を渡され、ロッカーのダイヤル式の鍵の番号を知らされる。また、電子メールのアドレスを申請。確定し次第、妻のアドレスへ連絡をもらうことになる。
ビジティング・スカラーは、学内バスの無料パスがもらえると聞き、もらいに出かける。確かPoliceでもらえると聞いたので、Policeをうろついていると、怖そうな警官に呼び止められ、こっちに来いといわれる。受付へ連れて行かれたので、バスの無料パスがもらえると聞いてきたというと、ここではそういうことはしていないといって、どこかに電話をかけている。結局、パスがもらえるのは、Police
and Public Safety という別の場所だとわかり、親切にも、学内地図にマーカーで行き方を示してくれた。
夕方、ナーサリーで紹介されたクリニックへ行き、予防接種の予約をする。翌週の月曜日と木曜日。２人なのに同じ日にできないとは不便だ。また、予約が翌週とは・・・。医者が予約制では、一番ひどいときに予約することになり、直ったころに来院することになるのではないか。確かに、クリニックにはひどそうな患者はおらず、健康そうな「患者」ばかりだった。
２００２年３月２５日（月）曇りー受益者負担
名古屋空港から出国することにしたので、前日から名古屋入りし、名古屋→デトロイト→ランシングとノース・ウェスト機を乗り継いでイースト・ランシングに着く。早速、妻の学内駐車登録に付き合う。アメリカは車社会だが、駐車にかなり厳しく、受益者負担が徹底しているため、学内のアパートの駐車場に止めるにもお金が必要であり、無登録車、違反車はすぐにレッカー移動されるとのこと。
夕方、インターナショナル・オフィスに行き、大学へ到着したことの報告をする。