読書日記(ピック・アップ版)(平成20年)
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(最終更新:平成20年10月10日)
平成20年10月10日読了 小峰元「アルキメデスは手を汚さない」(講談社文庫)
高校生の時に読んだのだが、近時、復刊された。名古屋には同じ本(もちろん、旧版)をもっているのにもかかわらず、懐かしくなり購入・再読した。結構、文章、科白など、印象に残っているものは、覚えているものだ。小学生の時に読んだシャーロック・ホームズのシリーズが推理小説への誘いだったとすれば、この「アルキメデスは手を汚さない」は、江戸川乱歩賞、加えてわが国の推理小説への誘いとなった。そのくらい、私のその後の読書傾向に影響を与えたといってよい。
平成20年7月12日読了 H.シュテュンプケ(日高敏隆=羽田節子・訳)「鼻行類」(平凡社ライブラリー)
法律学の分野でこんな本が書けたらさぞや楽しいだろうにと思う。