教育のページ

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6.学生による授業アンケートの段(平成13年前期)
 去る平成13年7月18日(水)4限に行った「親族法・相続法」の期末試験の際に自由に記載してもらった授業アンケートの主なものを掲載します。
 結果は、こちら
 (平成13年7月19日)


5.学生による授業評価の結果の段
 去る平成13年1月17日(水)2限に行った「物権法・担保物権法」の授業評価のためのアンケート調査の集計結果につき、択一式回答の部分のみ公表します。
 結果は、こちら(PDFファイル使用)。
 (平成13年1月26日)


4.学生による授業評価の段
 来る平成13年1月17日(水)2限の「物権法・担保物権法」の授業において、学生による授業評価のためのアンケート調査を行う予定です。
 アンケート・フォームはこちら(PDFファイル使用。読み込みがうまくいっていないところがあります)。
  (アンケート・フォームの作成にあたりまして、安岡高志ほか『授業を変えれば大学は変わる』(プレジデント社)64頁の「学生による授業評価アンケート(講義科目用)」を参考にさせていただきました)
 (平成13年1月5日)

 


3.レジュメ配布の悪影響の段
 先に記したように、今年度後期、授業方法を大きく変更した。要点は、指定席制の問答形式の授業をやめ、その回ごとのレジュメを配布することである。
 その変更の結果は、期末試験にあわれると考えていたが、悪影響が大であった。すなわち、基本的なことが理解できていない学生が多数出現してしまった。そのような結果については、授業の内容に問題があるのだ(ようするに、私の授業がヘタなのだ)という批判もあろうが、こと、これに限ってはそうではないと断言できる。なぜならば、期末試験で問題にしたことは極めて基本的であって、授業で何回も強調したことであり、日本語が通じていて、普通に理解でき、20歳程度の「常識」があれば、理解できないはずはない説明をしたからである。
 レジュメの問題を少し学生に聞いたところ、レジュメ配布の問題点を指摘してくれた。すなわち、学生としては、レジュメがあると、それをもらうだけで安心しきってしまい、その時勉強しない、レジュメがあれば、その回の授業に出席する必要がない、と考えるというのである。結局、レジュメは、学生の理解の助けになるどころか、勉強の足を引っ張ってしまうらしい。
 もちろん、これは一部の学生に対して当てはまるのであって、多くの学生にとっては有益であるらしい。今後は、レジュメの利点を生かしながら、前記のようなレジュメの悪影響をいかに防止するかということを考えなければならなくなった。
 (平成12年3月14日)



2.「学生学生問先生先生先生」の段
 後期の授業が始まって、約1ヶ月が過ぎた。
 先に書いたように、今期の講義方法は、いままでの方法と大きく変えた。この変更につき、一部の学生に尋ねたところ、おおむね好評であった。いわく、「指定席の学生は、ろくな予習もせず、ろくな答えもしないのに、特典だけある」、「指定席の学生が返答に詰まることにより無駄な授業中断があったが、それがなくなった」「レジュメがあると、なにをいまやっているのかわかりやすい」・・・
 私は、基本的には、問答形式の授業にも一定の意義があるものと考えている。しかし、それが十分に成り立つためには、教える側の十分な熟達と学ぶ側の十分な予習が必要であることも事実である。先に書いたところによると、指定席制度が成り立たなくなったのは、おもに学生の側に問題があるかのような書き方をしたが、教える側でも、それに伴って何らかの対応が可能かもしれない。私は、ひとまず、問答方式の授業を中止しているが、いずれ何らかの形で復活させたいと思っている。私の方も、精進する努力をしたい。
 なお、今回のタイトルは、「ガクセイガクナマニシテセンセイニトエバセンセイマズナマナリ」と読むのだそうである。自戒したい。
(平成11年11月12日)


1.授業方法は難しいの段 
 平成11年度後期の授業が始まった。
 私は、大学に教員として勤務して以来、いわゆる講義スタイルの授業でも、学生に質問をしながら授業をすすめてきた。そのために「指定席」というのを設け、成績評価に関する「特典」と厳しい予習・復習つきで、質問に答えるための学生を募っていたが、この頃、この「指定席」がうまく機能しなくなってきた。あてられた学生がしばしば言葉を失い、授業が中断してしまうのである。もちろん誘導的な質問を続けるのであるが・・・。
 そこで、今期の授業から、「指定席」を廃止し、普通の講義スタイルにした。また、いままでは授業資料はモデルケースや練習問題に限って配布していたのであるが、はじめて講義のレジュメを作成し、毎回配布することにした。
 この変更の結果は、来年2月の期末試験でわかるのだが、授業の方法というのは、教える者にとって極めて悩ましいものである。
(平成11年10月8日)


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