読書案内(法学部生向け)

法学部生が読むとよい本を紹介します。

以下に示す分類は、あくまで主観的であって、本の評価は読者自身で下して下さい。
また、分類中での順序もまったく意味がありません。思いつくままに掲げます。

なお、私の専門が民法である関係で、対象となる本が偏っています。ご了承下さい。


今後、漸次、追加していきます(最終更新:平成20年2月7日)
(Since 3/26/2001)


T.法律学の学び方がわかる本
 1.米倉明「民法の教え方 一つのアプローチ」(平成13年・弘文堂)\2800+税
  タイトルの示すとおり、本来は「教え方」の本であるが、随所に「学び方」が書かれてある。大学の授業を受ける前に一度読むとよい本。
  追記:平成15年9月15日付けで「増補版」が出版された。ロー・スクール開講が間近に迫ったことによる増補である。21頁からの記述には、耳が痛いけれども、このホームページに公開している「研究」「業績」が少しでもここで言われている内容に近づけたら、と自戒している。

 2.星野英一「民法のもう一つの学び方」(平成14年・有斐閣)\1900+税
  民法の勉強の仕方から、少し発展的といえる立法の話しまで。「法学教室」に掲載されたものを集めたもの。

 3.米倉明「民法の聴きどころ」(平成15年・成文堂)\1600+税
  法学部1年生向けに、授業の受け方を示す本。米倉先生の多方面に渡る豊富な読書からも勉強の仕方を学んで欲しい。

U.とくに民法に関連して
 1.大村敦志「民法総論」(平成13年・岩波書店)¥2000+税
  個別の条文を勉強する前に読むとよい本。


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